9/22 臨床研究の意味が理解できますか？－臨床研究リテラシーのための基礎を身につける－

【対馬 栄輝 先生より】

学会で発表される演題、学術雑誌に載っている多くの研究論文を目にすることもあるでしょう。
インターネットを使えばたくさんの論文の検索も簡単にできるようになりました。
専門家の皆さんは当然、そのまま鵜呑みにするなんてあり得ないですよね？
「考察の結論にそう書いてあったから」「この研究は臨床に沿わないから使えない」なんて言ってないですよね？
百歩譲って、十分とまではいわなくてもそれなりに理解した上での発言なら、許容してもよいでしょう。
しかし内容を理解できないのなら…、今まではそれなりに誤魔化せていましたが、これからの情報社会の時代では専門家としての立場に打撃を与える致命的な障害となります。
“臨床は臨床、研究は研究”という過去の時代は廃れ、“臨床に研究を”という時代に変わります。
『臨床に研究は使えない』のではなく『臨床に研究を活用できる専門家』が、これからは間違いなく必要になるのです。
まずは基礎知識と考え方を身に着けてもらうことを本セミナーの目的にしたいと思います。
演習も盛り込みますので、理解も深まりきっと役に立つはずです。
与えてくれなければ何もできない態度から、自らが開拓できる能力を養うという考えでご参加ください。
 

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