神奈川県の大山は関東中から大山詣でとして
人が集う聖なる山でした。
修験道、道教、密教やアミニズムなどに
みられるように、人は自然と触れ合うことで、
五感を開き、気力や生気を養ってきました。
山の人と書いて" 仙人 ”
谷の人と書いて" 俗人 "
山は俗世界と離れた
自分の本質に触れる最高の環境です
。
パソコンやスマホに囲まれて、
自然と触れ合うことや、
身
体を動かす機会が少ない私たちが、
大山周辺の山での瞑想
や遊びを通じて、
自然とのつながりを結んでいく瞑想会です。
山の湧水をいただき、
皆で枯れ木を集めて火を起こす

さつまいもやジャガイモで焼き芋を作り
火を囲んでの自己紹介

山に入る前には呼吸と正中線を整え気を巡らせ、
内側を整えてから山へと向かいます
山は頂上を目指すことではなく、
目の前の一歩、また一歩と
自分のペースで歩みをすすめます。
弁財天が祭られていた山頂で瞑想をするか、
状況次第で洞窟に籠って瞑想することもあります。
瞑想会の終了後は有志で集まり、
美肌の湯として知られている、
お肌がモチモチ、スベスベになる
七沢温泉にまいりましょう!
【開催日時】
2020年2月9日(日) 11時~17時半
【スケジュール】
11時半 小田急線 伊勢原駅北口集合
12時 美味しい湧水を汲みに行きます (車移動)
12時半 大釜弁財天社にて参拝 (車移動)
13時 焚火をしながらお昼ご飯
(みんなで火を起こし、焼き芋も作ります)
15時半 レクチャー&大山周辺の山を散策
(呼吸の分だけ歩くこと、中心に根差した歩き方)
16時半 山頂
17時半 下山
車移動にて小田急線伊勢原駅解散
※有志で解散後七沢温泉の日帰り入浴に行きます。
※湧水を持ち帰るペットボトルなどお持ちください
(散策中は車内にてお預かりできます)
※山の散策は休憩を多めに取りながら、
2時間程度の歩きです。
(体力のない方でも大丈夫です)
※会場は大山周辺の山になります。
人が多い大山には登りません。
※雨天時は中止となります
(前日の午後21時迄にご連絡いたします)
【参加費】 1万円
(事前にお振込をお願いしています)
【定員】 5名 ※最低遂行人員2名
【持ち物/服装】
暖かい服装(長袖、長ズボン、フリースなど)
トレッキングシューズ または 滑りにくいスニーカー
雨具(カッパなど)/手袋/軽めのお昼ご飯
解散後の温泉に行く方はタオル
【こんな人におススメ】
✅自然と触れ合う機会を求めている方
✅運動不足やストレスを解消したい方
✅姿勢や気を整えたい方
✅山登り、瞑想を始めたい方
✅ゆっくりと穏やかな気持ちになりたい方
✅自然の中で瞑想したい方
などなど・・・
【瞑想について】
山道はただ歩くだけでも
十分に素晴らしいのですが、
山の瞑想会では、
瞑想として山を歩きます。
呼吸に意識をおいた瞑想としての
歩き方をお伝えいたします。
息が上がることがないよう、
息の分だけ自分のペースで歩みを進めます。
上り坂であれば、半歩ずつ。
半歩でも息が上がるなら四分の一歩ずつ。
それでも息が乱れたら、一呼吸置く。
息の分だけ歩くことにおいて、
全てが平らでありトータルで
あることにつながります。
登り坂はイヤだとか、
下り坂だとイイではなく、
登りも下りも関係なくなることがわかります。
こうして息へと意識が向くことで、
いまこの瞬間にいることになります。
息は未来のものでも、過去のものでもありません。
いまこの瞬間にあるものです。
ヴィパッサナー瞑想をしながら
歩くようなものですから、
歩き続けるうちに山とのつながりを
感じられる瞬間が訪れることでしょう。
先へ先へと急ぐことなく、
いまここを感じながら一歩一歩を踏みしめる
感覚は日常生活にも通じていきます。
また、筋力を極力使わずに中心に根差した
身体の使い方もお伝えします。
普段は前足を前に踏み出して歩いているはずです。
こうした歩き方は筋力を使い、
酸素を消費して息が上がり疲れます。
登ろうとする意識がなくなっていくことで、
後ろ足を使うことができるようになります。
後ろ足を使うことができれば、
二足歩行のバランスを保つために
前足は自動的に前に踏み出てきます。
後ろは前でもあり、下は上でもある。
中心に根差して山を歩く。
"登るのではなく、身体が運ばれていく"
感覚を得ることができます。